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久しぶりに! [音楽]

今日は久しぶりに昔買ったCDを聞いてみました。

家の数あるCDの中から今日はマーラーの交響曲1番を選択。

なつかしいなぁ。。。

このCD、実は小学6年生のときに買ったのです。

たぶんクラシックのCDを買うようになって、最初の方に入ると思います。

小学生の小遣では結構高いものでした。

(そのころはまだ数枚しかもっていなかったはず…記憶が定かでないけど。)

しかも、CDはまだ出たばかり…。

というより我が家に始めてCDの聞けるものがやって来たのが小学5年か6年のときでした。

当時この曲を聴いて、なんてカッコイイ曲だろうか!

と感じ、マーラーが好きになりました。

そして、その影響で中学校に入学したときに吹奏楽部に入部して、楽器を始めました。

。。。

そして、音大にひょんなことで声楽で入学してから

マーラーの歌曲に『さすらう若人の歌』という曲があることを知りました。

(出会いは偶然に買ったフィッシャー・ディースカウのCDでした。)

そこにはあの大好きな交響曲1番の旋律が沢山使われていました。

もう、これは勉強するしかない!

と思いました。

読んでみると、今までただの旋律であったもの歌詞と密に関係していることを知りました。もともと、好きな曲なので歌詞が分りよりその思いが増しました。

また、歌詞が青春(?ですよね。まだそのころは…)時代となんかシンクロするものを感じました。

しかし、この曲は結構な音域を必要とするので当時の自分には歌えませんでした。

そして。。。

大学院の卒業演奏のときにいよいよその曲を演奏することを決めました。

いや、上手く歌えたかどうかは分りません。

やはり、まだ技術不足だったかも…。

人生経験不足?かも知れません。

でも、あの曲の主人公の青年を表現して、自分も若者であるときに歌ったことはいい経験でした。

最近はイタリアものレパートリーを広げることが多いし、

(学生のときはドイツリートが主でした。)

イタリアものをレパートリーの中心にして行こうと考えています。

あの曲だけはもう一度歌いたいです。

贅沢言えば、

オーケストラ伴奏で歌いたい!

関係ないですが。。。今日の猫たち。

仲良し!!

でも、ソファーのカバーをぐちゃぐちゃにするな

でも、かわいいから許す


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発声指導。 [音楽]

最近、ソネットブログはなんかとてつもなく重い気がします…。見るのにかなりの時間がかかります。皆さんはどうですか?

 

ところで、

先週、中学校に合唱の発声を講師として教えに行ってきました。

 中学生に発声を教えるのは難しい…。なんせ、最近声変わりしたばかりだし、当然専門に勉強してきた自分と同じような方法で練習はできません。でも、自分が中学生のときの合唱は(自分の中学校は合唱が盛んではなかったものの、好きな人は多い感じがします。)なにも分らずただ楽しく歌っていたような気がします。これって結構大事でかもしれません。今は、専門的なことばかりを考えてしまいちょっとしたことがすぐ気になってしまいます。ちょっと声がガリガリしてしまったりするとすごく気になります。

 中学生だけでなく大人もそうですが、やはり歌はどれだけ自然に歌うかです。歌っていると大きな声を鳴らそうとしたり、変に響きをつけてしまい、俗に声を作ってしまうっと言う行為に走ってしまいがちになります。それは自分の声を聞いてしまうという行動から起きます。実際、自分の声が前に出せているときは自分の声は余り聞こえない感じがします。歌としゃべり声は大差がないのが一番いいのです。イタリアではRecitarcantandoなんていいますけど。

 この日の指導では、歌としゃべっている声をどれだけ自然に近づけるかということを目標にボイストレーニングをしました。が、果たしてどれだけ伝わったのだろうか…。改めて人を教えることの難しさを知ることになりました。しかも、オペラを歌うことと声を合わせて歌う合唱とはかなり違いもあると思います。

 この日はこの後『大地賛賞』も指導しました。この曲、よくよく教科書で扱われますが、中学生には難しいかもしれません。なんせ、実際の調はかなり高いために教科書などでは三度ほど音程を下げています。(確かそうだったと思います)そのため、バスパートはかなり低い!こんな音が確実に出せる中学生はいないと思います。実際の調ではテノールが大変なことになりますし、やっぱり中学生向きではないのでは?と思います。

しかし、生徒たちは一生懸命に歌って頑張っていました。あまりいい事教えられなかったけど、自分が勉強になった一日でした。また今週もいく予定なので、色々なことを試してみようと思います。


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第九。 [音楽]

今日は第九の合唱のお仕事でした。12月の第九初めです。これから今年はあと7.6回第九を聞くことになります。

にしても、今日は3楽章の記憶がない…。

でも、目は開いてました。寝てませんから!

自慢じゃないですが、第九の本番で(1楽章入りのとき)寝たことないです。(当たり前か…。)

今日は渋谷にある文化村でしたが、渋谷って本当に人が多いですね。しかも、なんか若者のまちって感じでなじめない気がします。

きっとおしゃれな店なんかも一杯あるんだろうけど、

とにかく人ごみがだめです。人を上手く避けられないし、荷物はすれ違う人にボカボカあたるし。かなりイライラする。

池袋でもキツイ位なので渋谷なんてめっぽうだめです。

本番より街を歩くほうが疲れました。

でも今日、待ち時間に食べた寿司には癒されました。

なんと、大トロが95円!

他のものも105円からと超安かった。

結局、16貫食べて820円!貧乏人にはうれしい値段です。

さすがに特上大トロは一皿500円で手が出ませんでした。食べたかった…。でもそんなの食べてたらギャラがなくなっちゃうし…。

本番中

ふと気がついたんですが、

本番前に生もの??

歌うまでかなり長い時間舞台上で座っていなきゃいけない第九の合唱の仕事、

お腹痛くなったらどうしよう…。

(自分結構お腹弱いです。実は。)

と思い込んだら、お腹痛くなりそうな気配が。

でも気配だけですんでよかったです。

第九のときは生ものには気をつけないといけませんね。


マティアス・ゲルネ [音楽]

 18日に所沢のミューズにて、マティアス・ゲルネ氏のドイツリート・コンサートを聴いてきました。

 朗々とした、深みのある響きを持つ声と持ち前の表現力で感動できる『詩人の恋』を聞かせてくれました。

 後半は『ロマンスとバラード第1集』からハイネの詩のものを1曲と『詩人の恋』に元々収められていた4曲の中から2曲。(この曲、結構好きなんです。)『リーダークライス』という、終始ハイネの詩でくくられた、まさにハイネのリーダークライスといった演奏会でした。

 今回の演奏を聞いて自分はやはりドイツものとイタリアもの大きな距離感を感じました。今回のゲルネ氏の演奏会では、安定しない高い音(集まった響きではなく散ってしまった声といった感じですかね。)や細かすぎるビブラート、少しのみ気味に感じる声といったイタリアものではどちらかといえば表現といった意味合いで使う以外にご法度な発声をしていたとおもますが、そんなことは全然、気になりませんでした。それは彼の表現力や音楽性がそれを上回っているからだと思います。リートってやはり詩の上に成り立つ音楽なのだと、強く感じさせられました。そして、シューマン独特の『詩人の恋』の長い後奏はいつも感動させられます。なんか、自然に涙があふれそうになりました。

 今年の初めにシュライヤーの『冬の旅』を聞いてきたんですが、このときも同じことを思いました。もう、かなりお年の歌手なので当然、音程がぶら下がったり、うまく高い音が当たらなかったりしましたが、彼の演奏はそういいったレベルを超越していました。休憩なしで24曲を歌いましたが、すごく短く感じました。

と、勝手に感想書いちゃいました。。


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次回の演奏会 [音楽]

次はこんな演奏会に出ます。

ドイツリート演奏会“Die Taubenpost”

場所:エプタザール(ハウスエプタ内)

   小田急線狛江駅北口より徒歩7分

日時:2005年10月15日17:30開演  1800円 全席自由

曲目:G・マーラー『僕は心地よい香りを吸う。』

           『歌を覗き見しないで』

           『美しさ故に愛するなら』

   『子供の不思議な角笛』より

           『この歌をひねりだしたのは誰?』

           『惨殺された鼓手』

宜しくおねがいします。

 前回の静岡での本番は無事に終わりました。そのすぐ一週間後の本番です。一週間の間に違うプログラムの本番って結構大変です。。。どううなるのやら、でも、覚悟して頑張らなくては!っと思う今日この頃です。

最近、なつかしの“ファミコン”のゲームはまっていたのでブログ更新が久しぶりになってしまいした。今日は『いっき』っていうかなりのくそゲーにはまってしまった。


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復習大事です。 [音楽]

次回はこんな演奏会にでます。

静岡のオペラコンクールを記念した演奏会です。でも、実は自分このコンクールなにも関係したことないんですが…。

2005年10月8日 長泉(静岡県駿東郡)文化センター 14時開演

『運命の力』と『ハムレット』のアリアと『ドン・ジョバンニ』の二重唱を歌います。

全席自由 1000円   

お問い合わせは055-959-0001(長泉文化センター)

最近、よく自分の歌を録音するようにしています。やはり、音楽でも勉強の予習復習は大事です。(といいつつ、稽古場で譜読みってことは日常茶飯事ですが…)実は以前から録音をするという行為は自分的にはかなり嫌でした。それは、ちゃんとそのもの自体が録音できない限り、信用できないと思っていたからです。CDなどの録音と生の演奏では、同じ演奏家でもだいぶ違うと感じたことはありませんか?自分はよくそう感じていたので、生の演奏を好んでいた者として録音は信用していませんでした。

しかし、最近気がついたのですが!

どうやら自分は音色を録音に求めすぎていたようです。録音は、音質などは正確には撮れませんが、歌に大事な言葉の処理やテンポ感などの限られた音楽観は記録できます。録音ではそこを重点的に考えればいいということに気がつき、実践しております。

ただ、未だに演奏会本番の録音は殆ど聴いてません。なぜなら、その日の本番は一回しかないから後悔しないためです。っとちょっとかっこいいこと言ってみましたが、実際は本番の録音はかなりへこみます…。それもいやですね。(ホールの響きが良すぎて、予想よりうまく録音されていたりすると、逆に調子ずいてなんにも反省しない…。これもまずいです。たまにあったりします。)

でも、保管しておいて、いつかリベンジできるときに聴きいて反省すればいいんです。「初心を忘れるべからず」ですね。(この言葉、初心を忘れず、もとの姿に戻るでからずってな意味らしいです。初心者のころの自分を思い出せば、今は前進するのみって思いますもんね。)


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ちょっと悩みました。 [音楽]

最近あった出来事ですが、書くか悩みました。

でも書いちゃいます。

音楽をやっていてこんなに絶望したことはないです。

それは。。。

この間、とあるとこに合唱のエキストラに行ったときです。

本番二日前の稽古から参加しましたが、

このときは皆さん一所懸命な人たちばかりでとても関心しました。

アマチュアの人たちなので音程が下がってうこともありましたが、

とてもよく練習されていて本番が楽しみでした。

ここまでは良くある仕事なんです。

しかし

本番の日にさらに某アマチュアの合唱団が賛助で参加することになっていたらしく、何十人かの男性団員がやってきました。そのひとたちは練習中にしゃべったっり、(多少はいいですよ。でも、うるさすぎ。)でかい声で文句言ったりしていて、ちょっと変だなって思っていました。

でもちょっとどころじゃなかった。

信じられないことに本番前にホールの食堂でビールを飲んでいました。外国では本番前にワイン等を声のためにのむ歌手もいますが、それはほんのちょっとなわけで。。。それと同じとは考えられません。

本番終了後のカーテンコールでは

合唱団はお互いの健闘を祝し拍手や足を鳴らしたりすることがありますが、これが尋常じゃなかったです。ひな壇がゆれるほどの足をダンダンならし、(まるでフラメンコってなくらいです。いや、それ以上かも)ソリストに「ブラヴォ!」って言ったあとに「ヒューヒュー」とか言ってました。それじゃ、馬鹿にしているようなものです。反響盤によりかかっている奴はいるし、舞台マナーもあったものじゃないです。正直、腹が立ちました。

カーテンコールって言うのは出演者全員がお客さんに今日の演奏はどうでしたか?って言う意味で頭をさげるのです。だから、お客にブーイングを受ける覚悟でするものです。それをまるで居酒屋の打ち上げのようなことをする。そんな舞台を自分は見に行きたくない。っと思いました。チケットだってけして安いものではないし、お客さんのことをもっと考えるべきです。それにもともとの合唱団の人がかわいそうです。一生懸命にやっているのに!

だぶん彼らは「自分らはすごく歌える人間だから。」みたいな気持ちでのっていたのでしょう。そりゃ本番しっかり歌えればいいですけど。。。っていうか文句もない歌が歌うことができる人間なら何にもいいませんよ。本当に実力のある人は大きな声で人の文句いったりしません。

 


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