マーラー [オペラ]
最近、次のリートの演奏会に向けマーラーを譜読み中です。
マーラーの歌曲はオーケストラ伴奏のものが多く
音域も広いうえに派手でオペラアリアを歌う位大変です。
今回はリュッケルトの詩による歌曲3曲と
おなじみの『子供の不思議な角笛』より4曲をチョイスしました。
リュッケルトは音域が低くつらい。。。
角笛は低いうえに高い。。。っといった感じでかなり大変です。
でも、歌っていてとっても面白い曲です。
ドイツリートといえばディースカウですが、
自分はマーラーに関してはベルント・ヴァイクルを好んで聞いています。
彼はドイツ系の歌手でありながらイタリアオペラも歌いこなせる
唯一の人間だと思います。
（ドイツ系の歌手はやはりイタリアものは苦手？って感じがします。）
日本では最近、新国立劇場に『ファルスタッフ』と『コジ』で
登場しました。音楽雑誌では彼を批判しているものもありましたが、
自分はすばらしい歌手だとおもいます。
雑誌では「ドイツ系のデカイ声では。。。」
的なことが書かれていましたが、ドイツ人はみんな声がでかい？
ってわけではありません！！
声を飛ばすことも技術なのです。（ってちょっと反論してみました。）
自分は『コジ』のGPを見に行きましたが、
かなりよかったです。
（まあ、でも歌詞忘れしたり、音程少し悪かったりしましたが。。。）
そんなヴァイクルが新国の『マイスタージンガー』にくるみたいです。
演出で。。。
だったらザックス、
歌ってくれーーー
って思います。
プロフィール
月野進(バリトン)
武蔵野音楽大学卒、同大学大学院修了。平成15年度福井直秋記念奨学生。第８回「静岡の名手達」オーディション合格。第19回「練馬文化センター新人演奏会」オーディションにて最優秀賞受賞。第38回「イタリア声楽コンコルソ」入選。第48回「日伊コンコルソ」入選。これまで、主なレパートリーとして、「フィガロの結婚」伯爵、「トロヴァトーレ」ルーナ伯爵、「トスカ」スカルピア、「蝶々夫人」シャープレス、「フランチェスカ・ダ・リミニ」ジョバンニ、「椿姫」ジェルモン等、そのほか、タイトルロールとして「ジャンニ・スキッキ」「マクベス」「リゴレット」を演じている。2010年10月よりイタリア・ミラノへ移り、ジョルジョ・ロルミ氏のもと研鑽、活動している。これまで光信捷彦、牧野正人、ドイツリートを子安ゆかりの各氏に師事。藤原歌劇団正団員。
参加しています。
ツッキーさん、こんにちは。
早速私の記事をご覧頂きまして有難う御座いました。
しかも「読んでいるブログ」に登録までいただいちゃって嬉しいです。
私はマーラーの作品は交響曲も歌曲も大好きです。記事で触れているとおり、昨年はマエストロ・ベルティーニの指揮で「千人」を歌うという貴重な体験をさせて頂き、今も9/3,4の「千人」に向けて練習中です。
新国の「マイスタージンガー」聴きに行く予定で楽しみにしていますが、私もヴァイクルにハンス・ザックスを歌ってほしかったです。
今後とも宜しく御願い致します。
by mayyt (2005-07-26 19:42)
mayytさん、こんばんは。
コメント有難うございます。自分もマーラーの交響曲好きです。
ベルティーニとは！いい指揮者との共演ですね。すばらしい。
今月の『音楽の友』に載ってましたし。
「千人」はなかなかやる機会もないですし、うらやましいです。
学生時代にマーラーの合唱をやる企画があったのですが、
あまりの規模の大きさに音楽事務所がつかずにボツになりました。。。
頑張ってください。
腰痛がひどくて。。。パソコンの前に座れず返事が送れてすみません。
by ツッキー (2005-08-02 00:16)